【シャニマス×ダンロン】にちか「それは違くないですかー!?」【安価進行】 Part.2
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91: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2022/01/25(火) 21:04:27.54 ID:AY0G9Zdm0

ルカ「……色々と言いたいことはあるだろうが、こいつがこれまで主張していた脅迫状が届いたってのはどうやら本当みたいだ」

ルカ「こいつの性格を見越して、この紙を全員に共有は出来ないだろうと踏んでのことだったんだろうけど……やりすぎたみたいだな」

冬優子「これでもふゆが犯人だって主張する? 偽装工作のやりすぎでおかしくなった犯人とでも糾弾するのかしら」

雛菜「む〜……」

冬優子「はぁ、でもこれでスッキリしたわ。ずっと我慢してたものを一気にぶちまけるのは中々に爽快ね」

冬優子「……その代償として、一気に全部失ったわけだけど」

(……私にこいつらの間柄のことはわからねえ)

(でも、ここまでひた隠しにし続けた本性。それを打ち明ければ本人とその周囲との関係性が変わらないはずがない)

(……こいつの内心は私たちが推し量れるような状態ではないだろうな)

愛依「冬優子ちゃん……」

あさひ「……」

冬優子「……はぁ」


そのため息は重たかった。
ずっと肩にのせていた重荷を下ろした一方で、新たに背負い込むこととなった諦観と失望。
さっき自身が言った通り、今この瞬間にこれまで積み上げてきたものは完全に瓦解してしまった。
仲間との間に横たわる絆なんかも、もう失われてしまうかもしれない。
彼女は力なくその手で証言台を掴んだ。膝から下は力が抜けて、引っこ抜かれた柳の木のよう。失意という状態をそのまま写し取ったようだ。



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