【シャニマス×ダンロン】にちか「それは違くないですかー!?」【安価進行】 Part.2
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◆vqFdMa6h2.
[saga]
2022/03/22(火) 22:10:59.40 ID:ELRlNcof0
夏葉「あの子はまだ幼くて……必死に頑張っていたのよ!? それなのに、あなたは自分が生き残るという大義名分を振りかざして追い詰めて……」
こいつが激情に流されて、おかしな言葉を口走っていることを咎めることはできた。
こいつが口にしているのは、殺人犯を庇い立てるような言葉。
だが、その心中は理解できた。
犯人として指摘していたはずの私でも思わずその胸を痛めてしまうほど、
自分よりも幼く、儚い存在が壊れてしまった瞬間というのは、直視に耐え難いものがあった。
その理解が、私に言葉を詰まらせた。
夏葉「あの子を……果穂を返してちょうだい!」
しかし、理解とは別に働くものがある。言葉というのは拡散性だ。
正面に吐き出したはずのものでも、空気に立てた波紋は次第に広がりを見せ、周囲の人間にも届く。
小金持ちが口走った言葉の数々は、その周囲の人間にはよほどのものとして映ったらしい。
冬優子「……ざけんじゃないわよ」
小金持ちの肩に、冬優子の右手が乗っていた。
それに気づいて小金持ちが顔を向けた瞬間。
パシンッ
その場に乾いた音が響いた。
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