【シャニマス×ダンロン】にちか「それは違くないですかー!?」【安価進行】 Part.2
1- 20
625: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2022/03/09(水) 22:55:18.45 ID:igcFWV240

だが、当の冬優子本人は自分以外のところに心配を持っているらしい。


冬優子「……ねえ、あんた。今回の捜査中、あいつの姿って見た?」

ルカ「あいつ……?」


親指を使って自分の背後を指す。
その先には少し俯いて、呆然と立ち尽くす中学生の姿があった。


冬優子「……あいつ、相当参ってるみたいよ。やっぱり愛依を失ったのがかなりデカいんでしょうね」

ルカ「……」


そういえば、風野灯織が死んだ時も、千雪が死んだ時も、あいつは捜査の前線に出ばっていた。
あいつが事件を掻き乱し、その掌の上で踊る私たちを嘲笑う【狸】である以上は、先の二つの事件同様に特等席でことの顛末を見届けたいはずだ。
だのに、今回のあいつは沈み切ってしまってまるで動いていない。


冬優子「……あんたたちからすれば、あいつは疑いの存在なんでしょうけど。ふゆからすれば、あいつもユニットの仲間で……面倒を見続けてきた、妹分みたいなやつなのよ。あんな表情されると、こっちだって黙ってられないの」

ルカ「……おう」

冬優子「……はぁ、どうしたもんかしら。愛依ならこういう時上手いこと励ましてやれるんでしょうけど」





<<前のレス[*]次のレス[#]>>
973Res/748.14 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice