【シャニマス×ダンロン】にちか「それは違くないですかー!?」【安価進行】 Part.2
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624: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2022/03/09(水) 22:53:38.11 ID:igcFWV240
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【中央の島:モノクマロック】


これでここに来るのも3回目。
不恰好なモノクマを模した岩石像を見るのも、恐怖と不安に慄く連中を見るのも三度目。
……後者は、見るたびにその数を減らしているが。


冬優子「……絶対に逃がさないんだから」

恋鐘「うちがやるしかなか……うちがやらんといけんばい……」


今回の事件はこれまでのケースと別。純然たる悪意を節々に感じる凶悪な連続殺人だ。
慄く連中の中でも仇討ちに熱り立つ姿がよく目立つ。
その熱に当てられたように、私は自然と冬優子に話しかけていた。


ルカ「冬優子、準備は万全か」

冬優子「イエスとは言い難いけど、『やるしかない』でしょ? 手、貸してもらうわよ」

ルカ「千雪とは違った意味でお前も大概図々しいよな」

冬優子「図々しいとはご挨拶じゃないの、ふゆは使えるものは何だろうが使い尽くす主義なだけよ」


心の支えであっただろう二人を同時に亡くしたことで、一時流石に私も心配していたが、捜査前に見せた決意と覚悟は今も揺らいでいないようだ。
もちろん多少無理をしている部分はあるだろうが、それでも安心して見ていられるだけの気丈な振る舞いをしてみせた。



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