【シャニマス×ダンロン】にちか「それは違くないですかー!?」【安価進行】 Part.2
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262: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2022/01/27(木) 21:40:37.73 ID:m2HupEjL0

ルカ「……は? おま……何言って……!」


俄かに動揺が走った。
以下略 AAS



263: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2022/01/27(木) 21:41:24.16 ID:m2HupEjL0

……でも、そんな中でも食いついた人間が一人。
彼女は身を乗り出すようにしてまで、その【もう一つのエンディング】を求めた。
ずっと知りたくて知りたくてたまらなかった真実に向かって、必死に手を伸ばす。

以下略 AAS



264: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2022/01/27(木) 21:41:56.58 ID:m2HupEjL0

田中摩美々はもはや獣のようだった。
他の人間の手を振りほどき、言葉を拒絶し、真実という餌を追い求める。
もはや今の彼女には誰の言葉も届かない。
鬼気迫る様子に全員一歩引く中、彼女は裁判場の一角に置かれた筐体を見つけ、それに飛びついた。
以下略 AAS



265: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2022/01/27(木) 21:42:46.66 ID:m2HupEjL0

『それは、惨劇が巻き起こる前の日の晩。
学園内に住まう者たちの悉くが自分の部屋へ戻り、瞼を閉じて明日へ備えていた深夜の頃だった。
人目をはばかる様にして、廊下を歩む者が一人。
その手には一枚の紙片が握られていた。
以下略 AAS



266: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2022/01/27(木) 21:44:04.08 ID:m2HupEjL0

『F子:来てくれてありがとう、D子ちゃん……♪

部屋の主であるF子は不敵な笑みを浮かべていた。
彼女は普段から笑顔を見せることが多い。柔和な雰囲気に不思議な魅力を兼ね備えた彼女の笑顔にはいつも力を貰っていた。
以下略 AAS



267: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2022/01/27(木) 21:45:00.35 ID:m2HupEjL0

最新のゲーム機は多機能だ。写真撮影、動画撮影なんてお手の物。
手元のゲーム機でも、写真撮影用のアプリが起動していた。
既に何枚か撮影されているらしい、D子はその閲覧を始めた。

以下略 AAS



268: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2022/01/27(木) 21:45:37.17 ID:m2HupEjL0

F子:カリウム製剤はね、急速注入すると不整脈や心停止に繋がっちゃうんだ……
F子:これだけの量を、薄めることなく投与しちゃったら……E子ちゃんはどうなっちゃうのかな……
D子:や、やめて……! なんで、そんなことするの……!?

以下略 AAS



269: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2022/01/27(木) 21:46:29.69 ID:m2HupEjL0

F子:D子ちゃんを一人にはしないよ……わたしも、協力する……
D子:な、なんで……? この学園じゃ、クロになるのは実行犯だけなんだよ……?
F子:ふふ……♪ わたしはね、みんなのポカポカが見たいんだ……
F子:手を取り合って立ち向かうあたたかさ……諦めず立ち上がるあたたかさ……
以下略 AAS



270: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2022/01/27(木) 21:47:53.13 ID:m2HupEjL0

『D子:はぁ……はぁ……ごめん、C子ちゃん……でも、E子ちゃんのため、だから……

まだ事は始まったばかり、計画の初歩段階としてC子を襲い、騒ぎを起こす。そのために彫刻刀をちらつかせて不安を煽り、突き飛ばした。
肌を裂いたわけでも、肉に突き立てたわけでもない、取っ組み合い程度のやりとりなのに、D子の心臓はかつてないほどに暴れていた。
以下略 AAS



271: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2022/01/27(木) 21:49:03.04 ID:m2HupEjL0

そろりそろりとたどり着いた保健室。
中からはC子とF子の話し声が聞こえてくる。こうやって聞いていると、F子が狂ってしまったとは俄かに思い難い。
だが、彼女は確実に狂気に蝕まれている。
D子もその狂気から逃れる術などないのだ。
以下略 AAS



272: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2022/01/27(木) 21:49:42.16 ID:m2HupEjL0

D子:……気絶、しちゃった……?

思わずそう口にしてしまった。
人を殴るなんて生まれて初めて、その手応えの気色悪さに掌を何度も見直す。
以下略 AAS



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