【シャニマス×ダンロン】にちか「それは違くないですかー!?」【安価進行】 Part.2
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265: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2022/01/27(木) 21:42:46.66 ID:m2HupEjL0

『それは、惨劇が巻き起こる前の日の晩。
学園内に住まう者たちの悉くが自分の部屋へ戻り、瞼を閉じて明日へ備えていた深夜の頃だった。
人目をはばかる様にして、廊下を歩む者が一人。
その手には一枚の紙片が握られていた。

ピンポーン

目当ての部屋の前でインターホンを鳴らした。この学園の寄宿舎は防音設備。
例え隣室だろうとも訪問があったことには気づかれはしまい。
まさか他の人間は、こんな時間に【D子】が出歩いているとは夢にも思わないだろう。

そして、数秒後。扉はゆっくりと開いた。
彼女を出迎えた人物は口を閉ざしたままに入室を促す。
そのただならぬ空気に生唾を一つ飲み込むと、静かに、後ろ手に扉を閉じてD子は彼女の後をついていった。』



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