【シャニマス×ダンロン】にちか「それは違くないですかー!?」【安価進行】 Part.2
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268: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2022/01/27(木) 21:45:37.17 ID:m2HupEjL0

F子:カリウム製剤はね、急速注入すると不整脈や心停止に繋がっちゃうんだ……
F子:これだけの量を、薄めることなく投与しちゃったら……E子ちゃんはどうなっちゃうのかな……
D子:や、やめて……! なんで、そんなことするの……!?

必死の問いかけをF子は嘲笑いながら体をくねらせる。
生殺を自分が握っていることに酔いしれるような恍惚とした表情、その口元からは一筋の涎さえ垂れていた。
違う、あまりにも違いすぎる。これまでずっと見てきたF子の人物像とあまりにも乖離している。
D子は自分の前のその人間を、もはやF子として見ることさえ拒んだ。
それでも、拒絶さえも無視してF子はD子に躙り寄る。

F子:お姉ちゃんがとっても大好きなD子ちゃんにお願いです……
D子:な、なに……何をしようとしてるの……?
F子:D子ちゃんには、別の誰かを……生贄さんを探してきて欲しいんだ……
F子:E子ちゃんの代わりに、死んじゃう誰かを……
D子:そ、そんなのって
F子:みんなの命は平等です……だからね、誰かを守るには、誰かを犠牲にしなくちゃダメなんだ……

破綻した喋り口。平等も何も、勝手にその天秤を置いたのはF子自身だ。
でも、D子にそこを追求することなどできない。E子が人質に取られていること、そしてF子に対する恐怖心が言葉を詰まらせる。



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