めぐみん「我が爆裂魔法で神を討つ!!」アクア「討てるもんなら討ってみなさいな」
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5:名無しNIPPER[sage saga]
2022/01/11(火) 23:37:09.63 ID:Uo8ReOtWO
「めぐみんも嫉妬するのだな」
「ダクネスと違って年頃の乙女ですから」
「私も年頃の乙女なのだが?」

ダクネスが年頃の乙女なら、私は妹のこめっこよりも幼い幼女以下の胎児になりますよ。

「出ていかないのか?」
「私は良い女ですから」
「良い女、か」

意地を張ると、ダクネスは優しい眼差しで。

「良い女が男に好かれるわけでもあるまい」

たしかに良い女のダクネスはモテませんね。

「出ていくべきだと思いますか?」
「さてな。私も迷っている」
「ダクネスはもっと出しゃばるべきかと」
「そういう教育を受けていないものでな」

なにをいけしゃあしゃあと。カズマに前に出るなと言われても先陣を切る癖に。こんな時だけ貴族の淑女になるなんて許しませんよ。

「ダクネスが行くなら私も行きます」
「こら、私を盾にするな」
「それがクルセイダーの役割ではないですか? 私のことをしっかり守ってください」
「やれやれ。そう言われると弱いな」

優しいダクネスが私を背中に庇ってドアを開いてくれました。その背中が大きく見えて、私は自分の小ささを自覚します。私は弱い。


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