【ミリマス】周防桃子『おとぎばなしで、きっと』
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7: ◆Kg/mN/l4wC1M[saga]
2022/01/10(月) 19:27:35.10 ID:170ffVuV0
ステージの上で、小さく息を吐いた。
それから、何段かすぐ後ろにある階段を上がって、舞台の中段あたりに、そっと座った。
少しの間、そこで薄暗い客席を、ぼうっと見ていた。
段差のところに添えた手が、少し冷たい。
ライブで火照った体の熱が、吸い取られていってしまうような、そんな気がした。
それはなんだか少し寂しくて……胸の奥が、ちくりとした。
最近は、公演が終わるといつもさみしい気持ちになっちゃう。
だからこうして、一人になるために、誰もいなくなったこの場所へ来ちゃうんだと思う。
「公演……終わっちゃった」
ぽつり、そう呟いた。
小さく──自分にしか聞こえないくらいの声で。
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