真紅「ジュン、貴方なんて言ったの?」桜田ジュン「僕、ツインテールになります!」
1- 20
1:名無しNIPPER[sage saga]
2022/01/09(日) 21:33:29.14 ID:busliyaHO
「ふんふんふん♪」

鼻歌混じりに何かを制作しているジュン。
ちらと横目で伺うと、腕輪のようだった。
ここ一週間ほど、それを作り続けている。

「よし、出来たぞ!」
「ジュン」
「ん? なんだ、真紅。まだ起きてたのか」

とっくにドールが眠りにつく時刻は過ぎているけれど私は眠らずに物作りに熱中しているジュンを見つめていた。否、見惚れていた。

「何かを作っている時の貴方は素敵よ」
「な、なんだよ……いきなり褒めるな」

様々なマスターのそばで、多くの人間を見てきた私にとって、彼らの想像力が具現化する瞬間というのは、何度見ても飽きなかった。

詩。文章。曲。工作。無から有を生み出す。
それは人間の特権であり、だからこそ、私たちローゼンメイデンはここに存在している。

中でも"マエストロ"の域まで達したアーティストの作品は人智を超えた結果を生み出す。

「何を作っていたの?」
「テイルギアだ」
「テイル、ギア?」

なにかしら。尻尾を生やす装置なのかしら。

SSWiki : ss.vip2ch.com



2:名無しNIPPER[sage saga]
2022/01/09(日) 21:36:01.54 ID:busliyaHO
「それは何をする機械なの?」
「これで僕はツインテールになるんだ」
「は?」

はて、ジュンは何を言っているのだろう。ツインテールと聞こえた。私は思わず自分のツインテールに手を伸ばして、一応確認する。
以下略 AAS



3:名無しNIPPER[sage saga]
2022/01/09(日) 21:38:16.51 ID:busliyaHO
「真紅なぜお前はアリスになれたと思う?」
「それは姉妹たちが居たからよ」

私がアリスになれたのは、状況と立場が私に妹たちを救う決断をさせた結果に過ぎない。
素質や素養ではなく、ローゼンメイデンの姉妹全員がアリスという至高に到達したのだ。
以下略 AAS



4:名無しNIPPER[sage saga]
2022/01/09(日) 21:41:37.71 ID:busliyaHO
「それで、何故貴方がツインテールに?」
「社会復帰するためだ」

社会復帰ではなく、余計に遠ざかっている。

以下略 AAS



5:名無しNIPPER[sage saga]
2022/01/09(日) 21:43:58.10 ID:busliyaHO
「どうだ、すごいだろう?」
「ええ、本当にすごい。すごいけれど……」

得意げな美少女ジュンに。私はおずおずと。

以下略 AAS



6:名無しNIPPER[sage saga]
2022/01/09(日) 21:48:29.48 ID:busliyaHO
「大丈夫よ。ジュンはもとのままで大丈夫」
「でも、僕は自信がないんだ……だから、革命を起こそうと思って……」

自信をどうつけるか。人の評価ではなくて。

以下略 AAS



7:名無しNIPPER[sage saga]
2022/01/09(日) 21:50:48.08 ID:busliyaHO
「ところでジュン」
「なんだ、真紅」

膝に乗って向かい合わせに抱き合いながら。

以下略 AAS



8:名無しNIPPER[sage saga]
2022/01/09(日) 21:53:18.68 ID:busliyaHO
以前からご紹介していました『恋は双子で割り切れない』の新刊が発売されて、それを読みながら『俺、ツインテールになります。』のOPを聴いていたところ、この作品が生まれました。ギミーレボリューション最高です。
興味のある方には是非、おすすめです。

あと、きらきーは個人的にツインテールではないと位置付けているので、悪しからず。

以下略 AAS



8Res/8.02 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice