真紅「ジュン、貴方なんて言ったの?」桜田ジュン「僕、ツインテールになります!」
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6:名無しNIPPER[sage saga]
2022/01/09(日) 21:48:29.48 ID:busliyaHO
「大丈夫よ。ジュンはもとのままで大丈夫」
「でも、僕は自信がないんだ……だから、革命を起こそうと思って……」

自信をどうつけるか。人の評価ではなくて。

「貴方自身が自分を信じればいいだけよ」
「僕、自身が……?」
「そう。さっき自分で言っていたでしょう? 貴方はマエストロ。私を直してくれた凄い人」

善悪はともかくテイルギアすら具現化した。

「ツインテールじゃなくても私のヒーロー」
「真紅……僕が間違っていた」
「違う。間違ってなんかない。貴方がやっていることが善でも悪でも成し遂げたことに意味があるの。そこだけは誇りに思いなさい」

ジュンの涙が頬を伝う。美しい涙だった。

「美少女が涙を流すのは見ていて苦しいわ」
「ああ…………ごめん。今、変身を解くから」

再び光に包まれてジュンは元の姿に戻った。

「ジュン、抱っこして」
「僕を抱っこしてくれないのか?」
「だって私は貴方のお人形だもの」

私はドール。ドールなりに矜持があるのだ。


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