5:1 ◆kgsOVVNJ6U
2022/01/02(日) 01:57:32.44 ID:pVKqUZvY0
襲い掛かってきた魔獣たちを倒し、急いで北壁まで戻ろうと踵を返す。
ロマニ『待った!そっちの進路にも魔獣たちの反応だ!』
藤丸「後ろにも!?」
マーリン「どうやらここらの魔獣が全滅したことで、今まで以上に魔獣が投入されたらしい。いやーまずいなあこれ」
アナ「藤丸、ここはマーリンを囮にして逃げましょう」
アナは本気でマーリンを置き去りにしようとしてる。
マーリン「いや私が死ぬと本当にまずいから守ってくれたまえ!」
マシュ「しかし、このままでは北壁まで戻るのは不可能です。どうにかしないと・・・!」
ロマニ『今ルートを探してる、もう少し耐えて・・・サーヴァント反応?』
ドクターの言葉が終わる前に、それは現れた。
どこからともなく現れ、周囲に現れていた魔獣たちを切り刻んでいく。
マシュ「未確認のサーヴァントです、マスター!」
マシュの言葉に応えようと口を開くが、それを咆哮がかき消した。
バシュム「■■■■■■■ーーーー!!!!」
マーリン「あれは毒竜バシュム!ウガルに匹敵する大物であり、それ以上に厄介な奴だ!」
マシュ「!マスター、私たちも加勢して」
ザシュっという音が響いた。
そしてバシュムの首がずれ、ゴトリ、と落ちた。
アナ「マーリン?」
マーリン「嘘は言ってないんだがなあ・・・」
バシュムが動かなくなったことを確認すると、その人はこちらに歩いてきた。
白い服に褐色の肌、そして特徴的な、三色の光を放つ剣。
マシュ「先輩、彼女は・・・」
藤丸「うん、ローマで会った人だね」
会話ができる距離まで来た彼女は、声をかけてきた。
アルテラ「私はアルテラ。フンヌの大王、破壊の大王である」
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