23: ◆kBqQfBrAQE[saga]
2021/12/26(日) 23:25:07.66 ID:4Xl2PJ5H0
ネイチャは小倉駅の土産物屋を散策していると、レース場での一仕事を終えたトレーナーがやって来た。
「しばらく待たせたんじゃないか?」
モノレールで小倉駅に着いた丁度そのとき、トレーナーから『講義が今終わったから、大体三十分後には小倉駅に着くよ』と連絡を受けていた。
「ううん、大丈夫。色んなところブラブラしてたから、そんな『待ったー!』って気はしてませんよ」
みんなのお土産も買えたからね、とネイチャは笑った。
「そうだネイチャ、お昼は食べた?」
「うん。商店街でね」
「そっか。俺は講義終わってそのまま来たから、まだ食べてなくてさ。……新幹線に乗るまで時間もないし、それじゃあ駅弁買おうかな」
「……よしよし」
「どうした?」
「そういうかもと思って、ほら」
ネイチャはビニールの袋をトレーナーに差し出した。
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