【安価コンマ】貴方は世界を巡るようです 15巡目
↓ 1- 覧 板 20
119: ◆Nq0wl2Ysns[saga]
2021/12/23(木) 23:32:57.92 ID:Ogal7nk/0
――――
――
―
ワイズ「ん、んんっ……」
目を覚ますといつもの部屋のいつものベッドの上だった。毛布と布団が良い感じにぬくぬくしてて気持ちいい。
ああ……この何時もの感じ。僕生き返ったんだな……。
ユウナ「あ、ワイズ! よかった目を覚ましてくれて……!」
ワイズ「むぐっ……!?
横からユウナの嬉しそうな声が聞こえてきたと同時にぎゅうううう……っと抱きしめられる。
背中まで手を伸ばして全身を包まれる……胸とか凄い押し付けられて、滅茶苦茶柔らかい。というか恥ずかしいな……!
ユウナ「あっ、ごめんワイズ……その、身体大丈夫? 後遺症とか、ない?」
ワイズ「ぷはっ……え? う、うーん特にないかな、生き返った直後って感じ」
何というか滅茶苦茶沢山眠って起きた直後って感じ、まだ夢を見ているようなぽやぽや感がある……ああでも身体がちょっと硬くなってる感じがあるかな?
ユウナ「そっか……ワイズ、ぼくを庇って倒れちゃったから凄く心配で……あ! ちゃんとあのロボットは倒したよ! ぼくとドロシーの二人で一緒に頑張って!」
ワイズ「ほんと!? 怪我とかしてない? あのロボット変なことしてこなかった!?」
ユウナ「うん! ちょっと危なかったけどあのロボットを鉄くずにしてやったよ! えっへん!」
ワイズ「おお、凄い凄い」
わしゃわしゃと頭を撫でる。とても嬉しそうに顔を綻ばせるユウナにこっちも嬉しくなる。
……でも危険な目に遭ったのかぁ。そりゃそうだよね……もっと僕も皆を守れるように強くならないと。
ユウナ「あ、それでね? ちゃんと見つけて来たよ、神の身体――――」
ワイズ「ほんとっ!?」
――その瞬間、夢見心地だった気持ちが一瞬で吹き飛んだ。
1002Res/288.81 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20