京介「あやせ!シスカリやろうぜシスカリ!」あやせ「はぁ!?」
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36:名無しNIPPER[saga]
2021/12/22(水) 02:57:52.91 ID:1GiCjfVC0
京介「…………本当にすまねえ。俺、お前の、お前らの気持ちちゃんと考えてやれてなかった」

京介「自分の事棚に上げて、嫌な事から目を背けて」

沙織「背ける、ですか?」

京介「ああ。お前ら見るとさ、桐乃と馬鹿みたいに騒いだ事嫌でも思い出されそうで」

京介「ちょっと精神的に耐えられなさそうだなと」

京介「お前らの事なんかそっちのけで自分に都合のいい言い訳ばっか作ってた。そうするのに必死だった」

京介「じゃねぇと俺、俺……」

沙織「……」

沙織「京介氏も、思い悩んでいたのですな」

京介「ああ。俺はあいつが行った直後親父やお袋から伝えられてな」

沙織「…!?」

京介「そういう意味じゃ置き手紙残してくれただけお前らの待遇は良かったと思うよ」

沙織「そ、そんな…きりりん氏から何も言伝をいただいてない、と?」

京介「そうだ。実の兄に黙って勝手に家出するなんて酷い妹だと思わねぇ?」

沙織「……いやこちらも、京介氏の事情を考えずにあらぬ事を口走ってしまい、何とお詫びすればよろしいのか…」

京介「いいんだよ。知らないなら知らないでちゃんとお前らと連絡を取って確認すべきだった。俺にも非がある」

沙織「左様、ですか」

京介「左様だよ。いいじゃねぇか。互いに桐乃の事、大事に思ってるって認識できたんだからよ」

京介「何も損はしてねぇ、いいな?」

沙織「…そう、ですな。うむ、何も問題はござらん!」

京介「よし!この話は終わり、な!」

沙織「でゅふふ。拙者、京介氏のそういう良くも悪くもポジティブな心構え、好きでござるよー」

京介「や、やめいやめい。小恥ずかしい」


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