947:名無しNIPPER
2023/06/21(水) 22:07:01.98 ID:JZWTPcqQo
そこへ、スポンサーの方から連絡がきた。
スポンサー『ハーッハッハッハ!ご機嫌よう諸君!君達の戦いは見せてもらったよ…素晴らしいい!』
ど、どうも。
スポンサー『特に、君達とデジモンの絆が素晴らしい!デジモンがただ命令に従っただけじゃない、その場に適した意思決定をデジモン自身が行い!君達人間に協力まで求めた!こんな素晴らしいことは、あんな薄汚い排泄物デジモンになどできやしないだろう!』
お褒めにあずかり光栄です。
それで、あの…このマッシュモン達どうしましょうね?
こんな数うちの研究所で養えるかどうか…。
またペットとして売ります?
スポンサー『それもいいだろう!需要はたくさんある!こないだ売ったマッシュモン達だがね、動画サイトで大人気なんだ!生きたデジタルペットとして大変愛されている!購入希望者続出だ!』
おお、それは良かったですね。
マッシュモンを買ってくれた人の中に、動画サイトでバズった人がいたんですね。
スポンサー『というより、購入希望者の中からインフルエンサーを数名ピックアップし、抽選で優先的に当選させたからだよ!ハーッハッハッハ!』
さすが…。
で、このマッシュモン達ですが。
スポンサー『また売ってもいいが…君達は、可愛いデジタルペットとしての用途以上に価値のある使い道を見せてくれたじゃあないか!そっちはどうかね?』
カリアゲの研究員「え?どういうこと?」
つまり…
マッシュモンを「ハッキングデジモン対策用の傭兵」として運用するって案ですか?
スポンサー『察しが良くて助かるねえキミ!』
可能なんでしょうか、そんなこと…。
正直、マッシュモンだけじゃスカモンに勝てなかったと思いますが。
スポンサー『相手がマッシュモンを品種改良したからだろう?ならば君たちも同じことをすればいいじゃないか』
まさか…
マッシュモンをこちらも人為的に進化させる、と…?
カリアゲの研究員「あ、あんた、命をなんだと思ってんだ!人工進化だなんて…その中で犠牲になるマッシュモンだっているんじゃないのか!だいたい、望み通りに進化してくれるとは限らないぞ!凶暴化して暴れ回るかも!」
それは確かにありますね…。
スポンサー『…「餌の確保のしやすさ」「早い成長速度」「飼育下での繁殖能力」「穏やかな気性」「パニックを起こさない性格」「序列性のある集団を形成する習性」…。何のことか分かるかね?』
カリアゲの研究員「んあ?…マッシュモンの良いところか?」
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