134:名無しNIPPER[sage]
2021/12/15(水) 20:44:02.13 ID:qbASgPuG0
2
135:名無しNIPPER[sage]
2021/12/15(水) 20:44:05.66 ID:XQndgSlTo
4 自らの手でエサを作ることを試みる
136:名無しNIPPER
2021/12/15(水) 21:00:23.20 ID:hqkqDBd6O
ベタモンAは、樹上の果実を餌にすることにしたようだ。
樹上といっても、サバンナに生えている木は低木が多い。
森と違って植物がそれほど密集していないため、縦に高く伸びる必要がなく、横に広がっていくようになる。
137:名無しNIPPER
2021/12/15(水) 21:11:12.97 ID:hqkqDBd6O
一方のベタモンBは、水辺で遊びながら暮らしていた。
ある日、ベタモンBは、遊びで毎日同じ草に水を吹きかけてみたところ…
その草は、まわりの草よりも大きく成長することを発見した。
138:名無しNIPPER
2021/12/15(水) 21:15:41.05 ID:hqkqDBd6O
ベタモンBが育てた植物は、カラツキヌメモンやクネモン、パラサウモンに横取りされてしまうことが多くなった。
ベタモンBは怒った。
そして、自ら育てた作物を横取りされないように…
より効率的に農耕ができるように…
139:名無しNIPPER
2021/12/15(水) 21:21:29.01 ID:hqkqDBd6O
ディノヒューモンは強かった。
その大きな農具で、土地を耕し、種子を収集し、外敵を打ち払って、作物を育む。
ベタモンの頃よりも、遥かに農耕の能率は上がっていた。
140:名無しNIPPER
2021/12/15(水) 21:26:42.99 ID:hqkqDBd6O
やがてディノヒューモンは、農園の中で産卵をした。
ディノヒューモンのデジタマから産まれた幼年期達は、主に2種類に分かれた。
川から汲んだ水や、あちこちから集めた肥料を運搬するのが得意な、亀型デジモンであるカメモン。
141:名無しNIPPER[sage]
2021/12/15(水) 21:30:49.38 ID:SAJIa8wBo
何かえらい進化したな
142:名無しNIPPER
2021/12/15(水) 21:36:13.82 ID:hqkqDBd6O
…さて。
サバンナへ到達した2匹のベタモンは、どちらも成熟期へ進化した。
特にディノヒューモンは、個体の進化というだけでなく…
農耕という技術を進化させた。
143:名無しNIPPER
2021/12/15(水) 21:42:14.89 ID:hqkqDBd6O
ディノヒューモンは、フロッグモンを自身の農園に招き入れた。
もしかしたら、かつての兄弟であることが分かっているのかもしれない。
ディノヒューモンとフロッグモンは、共生関係を築いた。
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