勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の続編の続編
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596:名無しNIPPER[sage saga]
2022/06/18(土) 16:31:03.26 ID:c2KZAoSz0
魔女「何か見つかったかえ?」
女海賊「色々ね…種とか骨を細工した物とか」
魔女「しばらく住んで居ったのじゃな?」
女海賊「少なくても4〜5人…本当は祠の入り口にも扉が在った筈さ…そっちは風化してもう無いけど」
魔女「ではここは寝床という訳か」
女海賊「かな?多分エリクサーが入る石の器の中で横になったんだと思う」
魔女「ホムンクルスは居らんかったんじゃろうか?」
女海賊「どうだろ?6つあるガラス容器が全部空だからね…その当時居たのかも知れない」
魔女「髪の毛なぞ落ちては居らんか?」
女海賊「探したけど一つも落ちて無いさ…ワームが掃除しちゃうんだよ」
魔女「髪の毛でも有れば幻術で当時の夢でも見れたかも知れんのにのぅ…」
女海賊「え?何それ?遺品で夢を見れるん?」
魔女「うむ…体の一部分が在れば夢を見せる事が出来るのじゃ…少しだけじゃがな」
女海賊「なーんも残って無いや…残る手掛かりは一角仙人の巻物だね」
魔女「次の行き先が分かれば良いがな…」
女海賊「まぁでも…多分外海の方だよね…未来の残した地図もフィン・イッシュの外海を記した物だったし」
魔女「外海が黒塗りされて居った様じゃが?」
女海賊「何か隠したのかもね…それか穴が開いてるとか」
魔女「海に穴かいな…」
女海賊「空を飛ぶ分には関係無さそうだからちっと行って見るかな」
魔女「何故黒塗りにしたのか気になるが…」
女海賊「もうここじゃ何も見つけられないから隠れ里に戻ろっか」
魔女「そうじゃな…」
近衛侍「先導致しまする」スック
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