勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の続編の続編
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595:名無しNIPPER[sage saga]
2022/06/18(土) 16:30:19.76 ID:c2KZAoSz0
『古代遺跡』
シーーン
くノ一「ガラス容器にテーブル…食器まで…これは一体」
女海賊「いつもの古代遺跡とほとんど同じだね…」
盗賊「ホムンクルスは居無い様だな?」
女海賊「ん?何だコレ?食器にしちゃデカい…それとこっちの宝石みたいな奴は何だろう?」
盗賊「ほーーそりゃ鏡だな…ほんでこっちは瑪瑙だ…しかし又デカイな」
女海賊「魔女?コレ何だか分かる?」
魔女「巨大な瑪瑙とな?…まさか八尺瓊勾玉ではあるまいな?」
女海賊「なんそれ?」
魔女「シャ・バクダが覇権を握って居った時代にシン・リーンから奪われた宝具なのじゃが…」
女海賊「でかい魔石みたいな物?」
魔女「王を選ぶと言われて居ったそうな…持ち帰って調べる必要があるのう」
女海賊「こっちの鏡は?」
魔女「分からぬ…ここに隠して居ったのじゃからそれなりの理由が有りそうじゃが…」
盗賊「おい!足元見ろよ…これは退魔の方陣じゃ無いのか?」
魔女「なぬ?退魔の方陣じゃと?」
女海賊「本当だ…それ私も組めるよ」
魔女「ではここ数十年で誰ぞ此処に入ったという事じゃ…退魔の方陣はわらわの師匠が発見した方陣じゃでな」
女海賊「剣士か未来じゃないの?」
魔女「どちらにも教えて居らぬのじゃが…」
盗賊「女海賊!!来てみろ…こりゃビンゴだぜ?爆弾を作った形跡があるぞ…」
女海賊「え!!?何処?」
盗賊「食器だと思ってたがこれはお前が火薬を作る時に使うすり鉢じゃ無いのか?」
女海賊「やっぱりここで過ごしたんだね…」
盗賊「散らかってんのは巻紙だろ?…こっちの容器は硫黄と砂鉄を入れるのに使ったんじゃ無いのか?」
女海賊「そう…私が教えた通り」プルプル
盗賊「食器の数からすると2人以外にも仲間が居た様だな?上手く生き延びた証拠だ」
魔女「では退魔の方陣も知って居ったとな?」
盗賊「だろうな?これをやってるって事は100日の闇も在ったのかも知れん」
魔女「そうじゃ忍びにはその様な記録を残した書物は残って居らぬのか?」
くノ一「一角仙人の逸話を残した巻物なら隠れ里に有ります」
魔女「それじゃな…一角仙人とは剣士か未来のどちらかじゃな」
盗賊「どうする?戻るにゃまだ早いが…」
女海賊「私はもうちょっと調べたい」
盗賊「ほんじゃ俺はデカイ瑪瑙と鏡を隠れ里に運んで来るわ…くノ一!先導してもらって良いか?」
くノ一「分かりました…」シュタタ
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