勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の続編の続編
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594:名無しNIPPER[sage saga]
2022/06/18(土) 16:29:49.37 ID:c2KZAoSz0
『祭事の祠』
ピチョン ポタ
女海賊「入り口が大分風化しているけど古代遺跡に間違い無いね」
くノ一「奥に祭壇があります…ついて来て下さい」スタ
魔女「並んでいる石造は何なのじゃ?」
近衛侍「それは農業の神を奉った石造にござる…林道にも随所に…」
女海賊「祭壇ってコレ?」
盗賊「おぉコレか!このどす黒い器はなんだ?」
くノ一「龍神への贄として捧げる男性の血を入れる器です…古来からの慣わしです」
魔女「龍神に血とな?」
くノ一「龍神と言っても色々な龍神が居るのです…中には血を好む龍神も居ます」
盗賊「ほ〜ん…で?この祭壇の奥にある装飾…ビンゴだなキ・カイの扉と一緒だ…」
近衛侍「これが扉だったとは…」
盗賊「開けるのに2時間ぐらい掛かるんだ…ちっと暇になるぞ?」
女海賊「近くに温泉あるって言ってたじゃん?私ちっと入りたいんだよ」
魔女「わらわも行きたいのぅ」
くノ一「案内しましょう」
近衛侍「では警護はお任せあれ…」
『2時間後』
ホクホク
魔女「主はどれだけ水浴びしとらんかったんじゃ?髪の色が変わって居るでは無いか」ホクホク
女海賊「水浴びは寒いから嫌なのさ…体は虫に掃除させてたんだよ」
魔女「なんちゅう汚い女じゃろうのぅ…」
女海賊「うっさいなぁ今綺麗にしたから良いじゃん!」
盗賊「ぬぁぁ待ちくたびれたぜ…扉空いたぞ」
魔女「おぉ待って居ったか…済まんのぅ」ノソノソ
近衛侍「まだ中へは?」
盗賊「入って無ぇよ…何か盗んだと思われたく無いからな」
女海賊「ホムちゃん居たりしてね?」
盗賊「かもな?魔女!照明魔法を頼む!」
魔女「なぬ?主はエンチャントされた笛を持って居ろうが」
盗賊「んん?どうやって使うんよ」
魔女「振れば光るのじゃ…使うてみぃ」
盗賊「こうか?」フリフリ ピカー
魔女「便利じゃろう?」
盗賊「先に使い方説明してくれよ…めちゃくちゃ便利じゃ無ぇか」
女海賊「ほんじゃお先ぃ!」スタタ
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