勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の続編の続編
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465:名無しNIPPER[sage saga]
2021/11/28(日) 15:48:17.10 ID:rXZyBWej0
『シャ・バクダ遺跡_キャンプ』
メラメラ パチ
盗賊「アサシンが帰って来たようだぜ?女狐も連れている…」
女戦士「フフやはりな…」
盗賊「なんだか懐に入られちまう様で気になるんだがよう…」
女戦士「諜報員としてはギルドでトップなのだろう?」
盗賊「よう!アサシン!!口説き落としたんか?」
アサシン「その通り…シャ・バクダをセントラルから取り戻すぞ」
女戦士「その件だが今日のゴーレム討伐は失敗だ…明日以降仕切り直しになる」
アサシン「それは残念だ…女狐よ紹介しておく…我々の指揮官は女戦士だ」
女狐「マスター代理だったわね…初めまして」
女戦士「もう止めたつもりだったのだが…どういう話になって居る?」ギロ
アサシン「人間を蝕む魔王を退治する…それが我々の目的…そういう話をしただけだ」
女戦士「なら良い…只の泥棒ギルドなら私は願い下げする所だった」
アサシン「白狼を紹介しようと思って居たが剣士は何処だ?」
女戦士「残念ながら妖精の笛で寝てしまったのだ…いくら起こしても目を覚まさん」
アサシン「では紹介は後だな…さて女狐…そこに掛けて公爵の周辺状況を話してやれ」
女狐「分かったわ…」
まず盗賊ギルドのセントラル支部の話から…
セントラル上空に鐘を鳴らす未確認の気球が飛び回って居た時くらいから
公爵は白狼の盗賊団に目を付けて盗賊ギルドの解体を始めた…
ギルドに居た優秀な人材は殆ど公爵に買い取られ
新しく設立されたのが傭兵ギルド…このギルドのトップが髭男爵という人物
女戦士「髭男爵…」
傭兵ギルドから近隣の村々へ派兵された人達は皆公爵の息が掛かっているの
シャ・バクダも例外では無くて傭兵達はみんな公爵から資金を得てる…私も同じだったわ
白狼の足取りが全く掴めない中でセントラルの秘密結社…黒の同胞団は
恐らく白狼の暗躍によってあっという間に壊滅
公爵の手足となって働くのは傭兵ギルドと髭男爵だけになった
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