勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の続編の続編
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466:名無しNIPPER[sage saga]
2021/11/28(日) 15:48:44.28 ID:rXZyBWej0

女狐「…これが公爵の周辺で起こって居る事…聞き覚えある?」

盗賊「ヌハハ大有りだな…しかし隠れて居た訳では無いが俺らの足取りが全く掴めないってのは諜報員として失格じゃ無ぇか?」

女狐「見つけても雲の様に消えてしまうのよ…それが謎なの」

女戦士「なるほど…一所に留まった事は一度も無いな」

アサシン「領事の話を教えてやれ」

女狐「領事は公爵の右腕…何人も居るわ」

盗賊「なぬ?何人もってどういう事よ?」

女狐「詳しくは分からない…複製されたのか…魔法で姿を変えられたのか」

盗賊「マジか…」

女狐「少なくとも私は領事が公爵だと思って居た…そしてこの間まで一緒に行動してた」

盗賊「直ぐ近くに居るって事か…」

アサシン「魔女が未来から聞いた話と一致する…公爵が変化の杖を用いて姿を変えながらどこかに潜んで居るとすると…」

盗賊「難民の中に紛れてるってか…」

アサシン「刺客が既に潜入している可能性が高い…だからこうして女狐を我々の側に置く事にしたのだ」

盗賊「足だ…領事は片足を失って居る…それで見分け付か無ぇか?」

女狐「私とこの間まで一緒に居た領事は両足とも有るわ?」

盗賊「なぬ?」

アサシン「複製された別人と考えた方が良いな」

盗賊「どこまで一緒だったんだ?」

女狐「ハズレ町…そこで分かれた」

盗賊「奴の狙いは?」

女狐「白狼の一味を捕らえて殺す事…宿屋の店主とその娘を捕らえておびき出す作戦だったみたい」

アサシン「まんまと引っかかった訳なのだ…未来の働きによって阻止出来たがな」

女戦士「未来はそれも知って居たという事か?」

アサシン「さぁな?未来と話をしたいのだが…」

女戦士「それは待ってくれ…下手に刺激すると精神分裂症の恐れがあると魔女が…」

アサシン「まぁ良い…未来の予言ではホムンクルスがデリンジャーで暗殺されるとの事…まずはそれを防がねばならん」

女戦士「デリンジャーの中に入って居るのはどんぐりだ…それでは暗殺出来ん」

アサシン「釣ろうとしているのか?相手は何をするか分からん…アヌビス!リカオン!ホムンクルスの傍から離れるな」

アヌビス「由何…」


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