勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の続編の続編
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389:名無しNIPPER[sage saga]
2021/11/21(日) 04:26:06.24 ID:ECntfAo70
『数日後』
シュゴーーーーー バサバサ
剣士「…なるほど座標のズレ分が偏西風の蛇行を表しているんだ」
ホムンクルス「海上では比較的等間隔で蛇行している様ですね」
剣士「このまま行けばもうすぐ無風地帯…次は貿易風探すのが大変だなぁ」
ホムンクルス「暖かい海ですので上昇気流に乗れば高さを稼ぐことが出来ますよ」
剣士「あーーーなるほど…落下で進めば良いのか」
ホムンクルス「雲が良い目印になるかと思われます」
剣士「雲の中は氷が怖くてさ…あんまり入りたく無いんだ」
ホムンクルス「大きな積乱雲は避けた方が良いでしょう」
剣士「小さい雲が発生してる場所を狙えば良いのか…よし!やってみよう」
『貿易風』
剣士「やっと貿易風に乗れた…」
女オーク「随分大回りしたわね」
剣士「狭間を迂回してるからね…どっちに進んでるか分からないのが一番困る」
ホムンクルス「狭間のある海域はほぼ海図通りの様ですね」
剣士「この情報が無いと外海は航海出来ない…すごい発見さ」
女オーク「ほぼ真円なのね…この中心の海にアダマンタイトが沈んで居るのね」
ホムンクルス「現在は海底に沈んで居るかもしれませんが私の地図情報では小さな島が存在します」
剣士「お!!?じゃぁ行けるかもしれない」
ホムンクルス「そうですね…竜宮城が有るのかも知れません」
剣士「へぇ…行って見たかったなぁ…」
女オーク「…」チラリ
ホムンクルス「妖精に案内してもらうのも良さそうですね」
剣士「そだね…」トーイメ
女オーク「…」チラ
剣士「ん?何?」
女オーク「何でも無いわ…」
剣士「さぁ!そろそろハウ・アイ島が見えて来る筈だぞ!!」
ホムンクルス「操舵は私で良いですか?」
剣士「うん!ホム姉ちゃんの方が方角分かってるよね」
ホムンクルス「お任せください…」グイ
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