勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の続編の続編
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345:名無しNIPPER[sage saga]
2021/11/20(土) 20:38:10.56 ID:KbfSVIxh0
『幽霊船_船長室』


ガチャリ バタン


商人「ん?剣士君か…機械の中からこんな物が出て来たよ」ポイ コロン

剣士「それは超高度AIユニット?」

商人「外部メモリのスロットが無い量産型のAIユニットだろうね…僕の機械の犬と同じさ」カチャカチャ

剣士「この機械は自律で考えて動く機械だったわけだ」

商人「…そうなる」

剣士「さっき情報屋さんと話したんだけどその機械があの遺跡の扉を閉じて古代人達を葬ったんじゃないかって…」

商人「その通りだと思うよ…だから僕はその証拠をこうやって探してる」

剣士「機械の体を持つホム姉ちゃんも出来ちゃう訳か…」

機械の犬「クゥ〜ン」

商人「エネルギー源がどこに有るのか全然分からないんだ…魔石でも無いしウラン結晶でもない…なんで動いたのかさっぱりだ」

剣士「あの遺跡からエネルギー供給を受けてたというのは?」

商人「うん…それしか考えられない…だからあの遺跡から遠く離れられなかったんだろうね」

剣士「ホム姉ちゃんは生体からエネルギーを得てたから何処へでも行けた…」

商人「…ところで剣士君…この機械の腕の部分…穴が開いてるだろう?何だと思う?」

剣士「なにか発射する穴?」

商人「物理的な弾を射出する様な物では無い様だよ」

剣士「じゃぁここの部分…ここがエネルギーを作る機械かもしれないね」

商人「ビンゴ!欲しいかい?」

剣士「欲しい欲しい!!」

商人「君に期待している…それを動かせたら沢山武器が作れるよ」



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