勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の続編の続編
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323:名無しNIPPER[sage saga]
2021/11/20(土) 20:07:43.20 ID:KbfSVIxh0
『海底都市』
ユラ〜 ギシギシ
情報屋「海から突き出ている塔からは距離を取って?いつ倒れるか分からないから…」
女戦士「驚きだな…この古代都市は当時のまま海に沈んでいるのか」
情報屋「雪と氷で覆われたまま眠って居たのよ…こんなに良い状態で保存されているのはすごい事よ」
盗賊「探検家の奴らが仲間割れする訳だ」
魔女「わらわの塔よりもはるかに大きな塔じゃな」
盗賊「15メートルなら泳いで下まで見に行けるぜ?」
魔女「止めて置け…どこからサーペントが出て来るか分からぬ」
盗賊「そうだったな…下手に海に入らん方が良いか」
商人「見て!!倒れてる塔!!あれを桟橋代わりに出来そうだ」
女戦士「よしアレを挟んで2隻停船させよう」グイ
情報屋「陸まで少し距離があるけど…」
女戦士「ひとまず様子見だ…お前も塔がどんなものか見て見たいだろう」
情報屋「そうね…」
『倒れた塔』
ギシギシ ガコン
剣士「この塔穴だらけだ…足元気を付けて」シュタ
盗賊「こりゃ夜中危無ぇぞ…穴に落ちちまう」
女戦士「アサシンの船に補修用の板が積んであったな…」
剣士「この数埋めるの全然足りないよ」
魔女「人が落ちん程度じゃったらツタでも張れば良かろう…」
剣士「お?種有ったな…」ゴソゴソ
女戦士「ツタを陸まで伸ばせるか?」
剣士「土が足りないかなー」
魔女「主だけ陸に行って向こうから延ばせば良いのではないか?」
剣士「おぉ?賢い…そうだ向こうまでロープ渡せる?」
商人「クロスボウでロープは渡せる…何に当てるかだけど…」
剣士「向こうの建物じゃダメ?」
情報屋「この塔は石で出来てるみたいよ?ボルトは石に刺さる?」
魔女「主が泳いで行けば良かろう」
剣士「えええ…」
魔女「ヤレヤレじゃな…氷結魔法!」ピシピシ カキーン
魔女「すぐに溶けるで走って行け」
剣士「ちょちょ…落ちたらどうするの…」
魔女「ちっとくらい濡れても死なんわ!早う行け」ドン
剣士「あわわ…」シュタタ
ピシピシ パリーン
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