勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の続編の続編
1- 20
309:名無しNIPPER[sage saga]
2021/11/20(土) 19:49:57.77 ID:KbfSVIxh0
情報屋「多分そうね…たしか海抜を基準にして下の方に行くと狭間の外に出るわよね?」

魔女「わらわは理屈がよく分からんが結果そうなって居るな」

情報屋「そうやって竜宮で生き延びた種が居たのね…人魚なのか…魚人なのか…」

女戦士「あの海域の海底はそういう場所だという事か」

情報屋「私達は行く事が出来ないから関わらない方が良いわね」

魔女「クジラが住人なのかも知れんのぅ」

情報屋「クジラ?何の話?」

女戦士「寝ていたから知らないか…狭間の外に案内してくれたのは大きなクジラだったのだ」

情報屋「わぁ見たかった…クジラは人間と同じくらい知能が高いの…生態系がクジラに入れ替わったのね」

魔女「クジラと戦争になってはイカンでもう近寄らん事じゃな」

女戦士「うむ…ただ戦略的に利用は出来そうだ…ハウ・アイ島を他国が占領に来た場合その海域を知る知らないで随分変わる」

魔女「打算的じゃのぅ…クジラをわざわざ巻き込むのは関心せんな」

女戦士「そういう可能性の話だ…聞き流してくれ」



『朝日』


ザブ〜ン ユラー


ローグ「はぁぁぁ久しぶりの太陽っすねぇ…気持ち良いでやんす」ノビー

女戦士「随分長い事航海した気がするがフィン・イッシュを出てまだ5日目だ」

ローグ「狭間に出入りしてると日付の感覚が分からんくなりやすね」

女戦士「そろそろ慣れたらどうだ?」

ローグ「陸が長いと忘れちまうんすよ」

女戦士「この速度のまま行けば明日には周辺にたどり着く…上手く探せれば良いが」

ローグ「そろそろ氷山警戒した方が良いっすね」

女戦士「うむ…」

ローグ「こんな暖かい所に氷山とか本当にあるんすかね?」

女戦士「情報屋が言うには一気に溶けてるから相当大きな氷山が動いてる筈だと」

ローグ「じゃぁ狭間に入るの怖いっすね…」

女戦士「そうだ…安全を確認して短時間で何度も出入りする」

ローグ「そら良かった…太陽が恋しかった所でやんす」

女戦士「そろそろ行動するから先に食事を済ませておけ」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
991Res/1502.71 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice