勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の続編の続編
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308:名無しNIPPER[sage saga]
2021/11/20(土) 19:49:16.45 ID:KbfSVIxh0
『船長室』
観測士「現在地特定出来ました…ここです」
女戦士「ご苦労…食事をして休んで良い」
観測士「ハッ!!」スタ
魔女「随分北に逸れた様じゃな」
女戦士「狭間は円形になっていると考えて良いか?」
魔女「分からぬ」
女戦士「そうか…まぁおよそ円形だとして随分広い範囲が狭間の奥になって居る」
魔女「外海を航海せんかった理由じゃろう」
女戦士「しかしこれで侵入してはいけない海域がおよそ分かった…この収穫は大きい」
魔女「この円形部分じゃな…となるとハウ・アイ島はギリギリ入るか入らないか…」
女戦士「なぜこれほど大きな狭間が存在出来る?」
魔女「一番考えられるのは海底にとてつもなく大きなアダマンタイトが沈んで居るのじゃろう…」
女戦士「アダマンタイトは人口生成物だっただろう?」
魔女「そうじゃ…黄金を変性させるのじゃ」
ガチャリ バタン
情報屋「面白そうな話をしているわね?」
女戦士「起きたか…女王と商人はまだ寝ているか?」
情報屋「商人はぐっすり…女王は起きて戦士を介抱しているわ」
女戦士「介抱?調子が悪いのか?」
情報屋「あちらこちらを矢で撃たれて居たのよ」
魔女「回復が必要ならわらわが行くぞえ?」
情報屋「剣士が事前に虫を使っていたみたいだから平気…寝かせて置いた方が静かで良いわ」
魔女「そうじゃな…」
情報屋「…それで黄金の話だけれど」
女戦士「海底にとてつもない大きさの黄金を沈めてアダマンタイトに変性したのでは?…という話だ」
情報屋「フィン・イッシュの伝説に黄金を埋めたという記録が残って居るわ…きっとそれね」
女戦士「埋めた?」
情報屋「超古代ではフィン・イッシュは黄金郷と呼ばれていた事があるらしいのよ…埋めた黄金が無くなったという記録もある」
魔女「なるほどのぅ…竜宮に誰も寄せ付けん様にした訳じゃな?」
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