勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の続編の続編
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30:名無しNIPPER[saga]
2021/11/20(土) 10:12:30.90 ID:KbfSVIxh0
『喉部』
スタスタ
エルフゾンビ「壁面に小さな虫が大量に…」ワサワサ
剣士「ここで繁殖してるのさ…そういう場所は多分安全…ドリアードは大きな虫だけ捕食する感じだね」
女オーク「随分長い下り坂ね」
剣士「地図通りだよ…500メートルくらいの長い下り坂…その奥に胃部だ」
エルフゾンビ「抵抗が無いが…一応抜刀しておく」スラリ
剣士「僕達を虫だと思ってるだろうからしばらく何も起きないと思うよ」
剣士「この喉部を通過すると多分退路が次々閉じて行く仕組みさ…虫が戻って行かない様にね」
剣士「きっと感覚は足元にある」
女オーク「剣士の言うとおりね…後方の壁面が押し出して来てる」
剣士「胃部は何も無い広い空間…そこにもしかすると大型の虫が捕食されてるかもしれない」
エルフゾンビ「では胃液で浸されているかも知れんな」
剣士「うん…強い酸だろうから気を付けないとね」
エルフゾンビ「浸されている酸をどう気を付ける?」
剣士「あああ心配しなくて良い…変性魔法で酸の物質変換が出来るから問題ない…むしろ触媒が増えて嬉しい」
女オーク「なんかすべて剣士に良い条件になって来て居るわね」
剣士「そう思うよ…10年も待つ必要なんか無かった様に思う」
女オーク「奥が開けて来たわ…向こうが胃部ね?」
剣士「大きな虫が居るかもしれないから一応注意して」
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