勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の続編の続編
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29:名無しNIPPER[saga]
2021/11/20(土) 10:11:23.55 ID:KbfSVIxh0
『食虫生物ドリアード』


アーングリ…


剣士「うわぁでか!!…派手な花だなぁ」

エルフゾンビ「情報屋から聞いた話と随分違うが…」

剣士「これ入り口って花びらの真ん中…かな?」

エルフゾンビ「中に入るには食われる必要があるのだな」

エルフの戦士(くぅぅ…臭い…燃やしてしまいたい)クラクラ

剣士「地面から出てるニョロニョロは触手かな?」

女オーク「この花…向こうの方にもあるわ」

エルフゾンビ「入り口は複数ある訳か…どうする?この大きさでは茎を切断するには無理がある」

剣士「まったく動く気配が無いから僕達に気付いて居ないんだろうね…どうしよっかなぁ」


プシューーー モクモクモク


エルフの戦士(うぅぅ…この匂いが…)クラクラ

剣士「アハハこいつゲップした」

女オーク「私達を虫だと思って匂いで誘って居るのよ」

剣士「それなら好都合…行って見よう」

エルフゾンビ「思い切りの良い選択だ…帰りはお前次第だぞ?」

剣士「大丈夫!!自信がある!!」

エルフの戦士(フフ…)

剣士「4人同時に花の真ん中に飛び込もう…多分ただの食虫植物だ」

エルフゾンビ「お前が合図しろ」

剣士「おっけ!!3…2…1…飛んで!!」ピョン


バクッ


剣士「アハハハ…想像通りでバカみたい…ドリアードって相当頭悪い」

エルフゾンビ「退路は無いぞ?」

剣士「こんなの爆弾で直ぐに穴開くよ…これ多分ね…今まで外敵に入られた事無いんだよ…だから守備がザルなんだ」

エルフゾンビ「なるほど…」


精霊樹はさぁ?外敵から身を守る為に森の声を使って動物たちやエルフに守って貰ってるのさ

ドリアードは毒の沼とか毒の霧で身を守った結果外敵が進入した事が無い

だから守りに工夫が無いんだよ

精霊樹と違う点は触手を使って能動的に動けるくらいなんじゃ無いかな?


剣士「これ思ったより簡単に攻略出来るぞ?」

エルフゾンビ「そうか?なら急ぐぞ」

剣士「明かりを付ける…照明魔法!」ピカー


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