勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の続編の続編
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277:名無しNIPPER[saga]
2021/11/20(土) 19:04:23.99 ID:KbfSVIxh0
『幽霊船』


フワフワ ドッスン


盗賊「この飛空艇は船首側の甲板に固定が良さそうだ」グイグイ ギュゥ

剣士「僕はどうすれば?」

盗賊「船尾に乗っかってる貨物用気球で荷の運搬やってくれ…俺はちっと備品の整理やる」

アサシン「剣士…こっちだ」

剣士「荷の運搬かぁ…また旧式の古い気球だなぁ…」フワフワ

アサシン「フフ私の唯一の資産だ…20年近く使い込んで居る」

剣士「これさぁ木材変性させてもっと軽く丈夫に出来るよ?やってあげようか?」

アサシン「ほぅ?壊さない程度に改造は自由にやって良い」

剣士「おけおけ!変性魔法!」

アサシン「ん?何か変わったか?」

剣士「板の部分を樹脂に変性させたのさ…重さが半分以下になってる筈」

アサシン「その技は幽霊船にも使った方が良いだろう…あの船も随分使い込んで居る」

剣士「あとでやって置くよ…それで荷を運ぶって何が足りないの?」

アサシン「食料は十分ある…無いのは酒だ」

剣士「なんだそんな物か…」

アサシン「まぁあとは女王が何を持って行くかなのだが…」

剣士「僕は土を持って行きたいなぁ…果物とか育てられるし」

アサシン「ほぅ?それは良いな…女戦士に許可してもらえ」

剣士「よっし!樽に土を詰めて持って行こう」



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