勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の続編の続編
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276:名無しNIPPER[sage saga]
2021/11/20(土) 19:02:52.28 ID:KbfSVIxh0


情報屋「一度道を踏み外しそうになっているわ…暁の使徒との交わりでオーク達を分断する結果を導いてしまった事」

商人「まぁそうだね…人間と共存を望んだオークとそうじゃないオークに分かれた…でも結論は同じところに収束しそうだよ」

魔女「ではオークシャーマンが目指しておるのは未踏の地に封じられて居った箱舟なのじゃな?」

情報屋「きっとそうね…私達にそれを邪魔する理由は無いわ」

商人「魔女が研究してるオークの呪符…能動的な術じゃないのは変化無いね?」

魔女「うむ…重力などを操作する類の術では無い…動く星たちを秒単位で観測する術じゃ…それで天候を知るのじゃ」

情報屋「一つ注意して欲しいのが…今話した歴史は公爵が冒険の書を読んで得た知識を手記にしたという所」

魔女「事実では無いやも知れんという事じゃな?」

情報屋「私も冒険の書で同じ様な事を知ったわ…でも手記に書き留めなかった…事実と異なる可能性があったから」

商人「行って確かめてみないとね」

情報屋「そうよ…それ無しで学術記録としては残せない」

剣士「行こうか…僕は名もなき島に帰ろうと思ってたんだ…どうせ向こうの大陸に一回渡るんだし乗せて行くよ」

盗賊「おいおい…次行くのはハウ・アイ島だろ?」

商人「それなら僕も行きたいな」

剣士「4人までだよ」

盗賊「全員乗れるように改造すりゃ良いだろ」

剣士「ええ!?そんな大きな羽を支える材料なんか無いよ…今ので精一杯さ」

女戦士「幽霊船で行けば良いのではないか?折角合流したのだから又分かれるのも寂しいだろう」

剣士「んぁぁ急ぎたいんだけどなぁ…」

魔女「わらわが良い事を思いついたぞよ?盗賊が持って来た物の中に風のタクトという杖があったのじゃ」

盗賊「お?風を起こせるんか?」

魔女「そうじゃ航海の役には立たんかえ?」

盗賊「安定した横風受ければ真っ直ぐ行ける…横帆の有る幽霊船なら尚更だ」

ローグ「外海を大航海っすね?ワクワクしやすねぇ?」

盗賊「おっし!!決まりだな」


スタスタ


女王「お話聞いて居りました…その航海に私と主人も連れて行って貰えないでしょうか?」

魔女「なんじゃと?」

女王「皆様方がご一緒なのが一番安全な航海が出来ると思いまして」

盗賊「おぉぉ来い来い!!嬢ちゃんも城ん中に籠ってちゃ退屈なんだろ」

女王「はい…それもありますが皆様の仲間に主人も加えて欲しいのです…王という肩書が無くなってやっと自由になれたのです」

盗賊「だははこりゃ美味い酒が飲めそうだ…帆の張り方教えてやるぜ?約束してたもんな?」

魔女「ヤレヤレ…王が不在でも良いのか?この国は」

女王「側近が私の影武者として働きますので…私はしばらく静養という形で旅に出て見たいのです」

盗賊「本人が良いってんだから連れてきゃ良いだろ」

女戦士「私の船は30人程度が適正な人数だ…乗船する人員を纏めてくれ」

盗賊「アサシン!!幽霊船まで案内してくれ…飛空艇乗せる」


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