勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の続編の続編
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269:名無しNIPPER[sage saga]
2021/11/20(土) 18:53:25.98 ID:KbfSVIxh0
『飛空艇』
シュゴーーーーー バサバサ
剣士「女オーク…オークの予言はこれで大体合ってるんだね?」
女オーク「私が知ってる事は少しだけど全部合致してるわ」
盗賊「こりゃ公爵はエライ秘密を知って居た様だな」
剣士「ほとんど情報屋さんが言ってた通りさ…光る隕石も地軸の移動も全部予言されてた」
盗賊「この手記に記されている通りだとすると俺らに残った時間はあと数年…」
剣士「こういう解釈も出来る…これ以上先の予言が無いからそれを終焉と勝手に決めつけてる」
ローグ「あー良いっすねそういう解釈…光が見えやす」
剣士「多分ね4000年前に人類の99%以上が死滅した事を今の時代にもそのまま当てはめてる」
盗賊「1%かよ…そん中に入れってか」
剣士「違う…その時は何も知らないから1%だった…でも今は知ってる…まだやれる事はあるよ」
盗賊「ハテノ村の遺跡で発見したあの液体…まだ謎が残ってるな?」
剣士「うん…あれはきっと事情を知ったママからの贈り物さ」
盗賊「思い出して来たぞ夢幻の夢って奴を…そうだ確か病気を治す薬をハテノ村の木の下に埋めた」
剣士「絶対にソレだよ…早く名も無き島に戻らなきゃ…」
ローグ「公爵がこの予言をいつ知ったのか手記を見て分かりやせんか?」
剣士「始めのページは30年以上前だよ」
盗賊「そんな昔から知って居たんならなんで隠してたんだろうな?」
剣士「信じて貰えなかったとか…何かの理由で隠蔽されたのかもね」
盗賊「30年前っちゃエルフ狩りが活発になった辺りだな」
ローグ「貴族がエルフを奴隷にして競っていやしたね?」
盗賊「まぁ今思えばいのりの指輪狙いだったんだろうな…もうちっと平和に行けば良かったのによ」
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