勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の続編の続編
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270:名無しNIPPER[sage saga]
2021/11/20(土) 18:54:50.44 ID:KbfSVIxh0
剣士「ハイエルフが産んだ勇者の誕生にまで関わってる…そうかハイエルフが勇者を隠したのが事の始まりだよ」
盗賊「ほう?それでエルフ狩りが激化した…」
剣士「公爵はすべて思い通りに事が進んだ訳じゃ無いみたいだ…裏切りや抵抗に合って何度も失敗してる」
ローグ「あーそれで予言を隠してたんすね」
剣士「その抵抗も予言の一部だと解釈してるよ…予言を変えようと努力した結果なのか…」ヨミヨミ
盗賊「白狼の盗賊団も抵抗勢力になってた訳か…」
剣士「そこら辺で手記が止まってる…白狼の事は何も書かれてない」
盗賊「それも理由が読めん…なんでだ?」
剣士「僕なんか分かるよ…パパが次元の入れ替えで無理やり歴史を修正したからさ…」
盗賊「んんんよー分からん」
剣士「まぁきっとそういう理由で記憶の不合点が出るんだ…だから書き記せなくなった」
盗賊「忘れて行くってやつか?」
剣士「うん…その時書き留めて置かなかった事は忘れて行ってしまう…そういう事が公爵にも起きたんだよ」
女オーク「ねぇ盗賊さん?盗んで来たこの笛…オークの笛にそっくりなの」
盗賊「ん?どんな効果なんだ?」
女オーク「動物を眠らせる笛よ」
剣士「睡眠魔法か…幻術だからそれを知ってる人には効果が無い」
盗賊「試しに吹いてみろ」
ピーヒョロロ〜
盗賊「ぶははなんだ…音は出るが曲になって無ぇ」
剣士「なんか何も効果が無さそうだ」
ローグ「公爵が持ち歩いて無いって事は只の時の王の思い出の品かもしれやせんね?」
女オーク「上手に吹ける様に練習してみる」
剣士「貰って良いんじゃない?」
盗賊「昼と夜が入れ替わるぐらいの効果が欲しかったな?ヌハハ」
ピーヒョロロ〜
盗賊「まぁちっと疲れたんで寝るわ…」
ローグ「あららら?効果ありやすね」
剣士「その様だ…不思議な笛だなぁ…睡眠魔法とはちょっと違いそうだ」
女オーク「私が飛空艇を見ておくから寝てて良いわ」
剣士「うん…横になるふぁぁぁぁあ…」
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