勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の続編の続編
1- 20
263:名無しNIPPER[sage saga]
2021/11/20(土) 18:42:14.20 ID:KbfSVIxh0
『王族の気球』


フワフワ


近衛侍「ささ皆様お待ちしておりました…お乗りください」

商人「迎えが来てる…」

アサシン「城へ戻るぞ…早く乗れ」

商人「八咫鏡は?」ヨイショ

アサシン「乗せてある」

魔女「ふぅ…疲れたわい」ノソリ

アサシン「祠は無事に封印された様だな?」

魔女「うむ…アサシンに質問なのじゃが死んだ領事を覚えて居るな?」

アサシン「思い出したく無いが…領事がどうした?」

魔女「主は領事の身元を調べて居ったじゃろう?」

アサシン「なんだそんな事か…セントラル王族の分家に当たる…与えられた特権が領事」

商人「公爵とは関り無いの?」

アサシン「血の繋がりは無い…関りがあるとすれば時の王の派閥側だという事ぐらいしか知らん」

商人「その程度か…」

アサシン「なぜその様な質問を?」

魔女「変化の杖という物が合ってな…それを使って他人に成り代わって居るやも知れんのじゃ」

アサシン「領事がか?」

商人「領事も…公爵もだよ…領事は身分証を沢山持って居たよね」

アサシン「なるほど魔女と同じ様に化ける訳だな…領事にそれが出来たとなるとすべての辻褄が合うな」

商人「公爵も他人にすり替わってる可能性が有ると思う」

アサシン「…」ギロリ

近衛侍「私は違いますよ…」

アサシン「誰も信用出来んでは無いか」

商人「そういう事だね…今回の暗殺事件も直ぐ近くに公爵が居たかもしれない」

女戦士「私が八咫鏡を磨いてみる…女王の許可が欲しいのだが磨いて良いか?」

女王「…そういう事でしたら喜んでお預けします」

魔女「しかし本当に変化の杖を用いて居ったとするとすべて公爵の意のままに事が進んだじゃろうな」

商人「そんな物を持たせておいてはいけないね」

魔女「その通りじゃ…奴が持って居るやもしれぬ時の王の遺産はすべて封印した方が良かろう」

商人「魔女が持ってる幻惑の杖もだよ…」

魔女「そうじゃな…これを持って居ると主らにも疑われてしまうでのぅ」フリフリ


--------------


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
991Res/1502.71 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice