勇者「魔王は一体どこにいる?」の続編の続編の続編
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264:名無しNIPPER[sage saga]
2021/11/20(土) 18:43:18.93 ID:KbfSVIxh0
情報屋「世の中にどのくらいのアーティファクトが眠っているか分かる?」
魔女「さぁのぅ?時の王がかつてシン・リーンで魔術師に作らせた物なら分かるがそれ以外は分からぬ」
商人「どんな物が?」
魔女「ほとんどが杖じゃ…恐らく魔法が使えぬ精霊に持たせる為だったのじゃろう」
商人「精霊はそうやって身を守って来たのか…」
魔女「使わなくなったら処分すれば良かったのにな?思い出の品として保管して居ったのが良くない」
商人「それでどんな効果の杖だったの?」
魔女「いかづちを呼ぶ杖…マグマを操る杖…うみなりの杖…色々有るらしい」
情報屋「魔女が使う魔法が封じられているのね?」
魔女「うむ…全部そうじゃろうな」
商人「良い効果の杖は無いの?」
魔女「あるぞよ?癒しの杖…雨雲の杖…守りの杖…じゃが使い方を誤るとどれも危険なのじゃ」
商人「癒しの杖なんか誰が使っても良さそうじゃ無いか」
魔女「使い過ぎると老化してしまう」
商人「あーーそういう事か…薬の副作用みたいなもんなんだ」
魔女「じゃから何も知らぬ人間の手に渡らぬ様に封印した方が良かろう」
情報屋「杖以外にはどんな物が?」
魔女「一番知られて居るのはいのりの指輪じゃな…他には妖精の笛という物もあるらしい」
情報屋「妖精の笛…私冒険の書で読んだわ…ゴーレムを眠らせて操る笛」
魔女「10年前にゴーレムが暴れて居ったな?誰ぞが使うて居ったのは間違い無いじゃろう」
アサシン「状況的に公爵が使っていたと考えるのが正解だな」
魔女「有能な者が敵の中に居ると厄介じゃのぅ…」
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