莉嘉「どうしてお姉ちゃんはまだ処女なの?」武内P「」
1- 20
16: ◆SbXzuGhlwpak[sage]
2021/11/14(日) 07:06:48.76 ID:/yDiE7So0
美嘉「その……緊張しているのはわかるけど……アタシだってそうなんだから……あんまり待たせないでよね」

武内P「……っ」

武内P(どういう事です!? まさか……こんなはずは! 城ヶ崎さんが、私などの告白を受けるはずが――ッ)



まゆ『そんなに不思議な話でしょうか?』



武内P(……私の考えが、足りなかった?)

武内P(今さら止めようにも……)



まゆ『初めて告白を受け止めようとしたのに、それが嘘だったとしたら……美嘉ちゃんは何年も引きずるほど酷く傷つき、恋愛を今まで以上に恐れるようになるでしょうね』



武内P(しかし……城ヶ崎さんに嘘の告白などするわけには)



まゆ『CPのプロデューサーさんにとって美嘉ちゃんは、特に親しい女性の一人なのに。憎からず思っていて、付き合えば間違いなく上手くいく相性なのに』



武内P(私は……私は……プロデューサーで……アイドルをそのような目で見たりは、決して――それなのに)

武内P(手を放して離れないといけないのに……城ヶ崎さんを掴む指は、彼女を惜しむように握る力を強めていく)

武内P(もはや私は目をつむって待ち受ける城ヶ崎さんから視線を逸らせない。もっと間近で見ようと、彼女に顔を寄せてしまう)

武内P(近づく気配を感じたのか、城ヶ崎さんの体がこわばるのが肩に置いた手から伝わってくる。それでも頬を赤らめながらその時を待つ城ヶ崎さんに――――私という忍耐が切れてしまった事を、脳裏の隅に追いやられてしまったわずかばかりの理性で察した)





武内P(私は――――――――――ケモノになってしまった)


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
26Res/40.34 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice