佐藤和真「ダクネス、お前は座椅子になれ」ダクネス「ざ、座椅子、だと……?」
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6:名無しNIPPER[sage saga]
2021/10/25(月) 23:22:54.66 ID:PqpCOutZO
「おい、カスマ」
「カスマって言うな」
「うるさい! お前という奴は何故そんなにデリカシーがないんだ! 少しは我慢しろ!!」
「我慢の限界なんだよ! わかるだろ!?」

わかってたまるか。絶対許せん。覚悟しろ。

「ん? おや、ダクネスさん……?」
「どうかしたか?」
「心なしかさっきより強く抱きしめられている気がするんだが……気のせいだよな?」
「もちろん気のせいだ」

徐々に抱きしめる力を増す。圧迫していく。

「ちょっ……やめろよ! 出ちまうだろ!?」
「んー?何が出るんだ? 言ってみろ」
「言わせんな、恥ずかしい!」

なんだろう、すごく楽しい。いや、愉しい。

「ほらほらカズマ。何が出るんだ?」
「くっ……覚えてやがれよ!」
「無論、一生忘れないとも」

私がカズマを揶揄う機会はあまり多くない。
なので、貴重な時間を存分に味わうために。
いつもよりちょっと大胆にカズマを攻める。

「ところでカズマ」
「な、なんだよ……」
「目の前に美味そうな耳たぶがあるんだが、もしもこれを咥えたらどうなるのだろう?」

そう囁くとカズマは冷や汗を流して震えた。

「じょ、冗談はよせよ……」
「私は本気なのだが?」
「んなことしたら大変なことになるぞ!」
「どうなるんだ? ん? 聞かせてみろ」
「これだから変態は……!」

ああ、愉しい。たまには攻めるのもいいな。


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