奏「CPのプロデューサーさんってチャーミングよね」文香「……ダメですよ」
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◆SbXzuGhlwpak
[sage]
2021/10/16(土) 20:59:46.28 ID:UKU7eEeE0
武内P(これは困りました。アイドルに膝枕をしてもらうなど、プロデューサーとして許されません)
武内P(かといって断ろうにも、三村さんは疲れている私への完全な善意で、恥ずかしさを我慢しながら申し出てくれています。しかも勇気を出す後押しを私がしたわけで……これを断るのも、プロデューサーとして許されません)
武内P「膝枕……膝枕」
武内P(もう何年してもらってないでしょうか? それに三村さんの太ももならたいへん気持ち――――じゃありませんっ!?)
かな子「……?」
武内P(いったい私は何を考えているのか。ここに来て麻痺していた疲れが押し寄せてきて……ダメです。もうこのまま、あの柔らかい太ももに身を任せて、眠りにつきたい。しかし……それは)
かな子「あの……プロデューサーさん」
武内P「三村さん。さすがにコレは……」
かな子「私じゃ、イヤですか……?」
武内P「…………………………お言葉に甘えて、よろしいでしょうか」
かな子「は、はい! どどどうぞ、つまらないモノですが」
武内P(私の煮詰まった頭では、三村さんを傷つけずに説得できるわけがないと理解してしまいました)
武内P(この後の事は、休憩してマシになった頭で考えるとしましょう)
武内P「失礼します」
かな子「……っ」
武内P「―――――――――――――――――――」
武内P(これは……すごく、すごく柔らかい)
武内P(太ももとはこんなにも柔らかいモノだったでしょうか?)
武内P(それに加えてこの甘い匂いと、人肌の温もり。安心感に包み込まれていきます)
武内P(段々と……考えるのが……おっくうに……)
かな子「あの……どうでしょうか、プロデューサーさん」
武内P「……10分」
かな子「……え?」
武内P「お願いです……10分だけ……このま……ま…」
かな子「プロデューサーさん……?」
武内P「スゥー……スゥー……」
かな子「眠っちゃった……それだけ疲れてたんだ」
かな子「……良かった、気に入ってもらえて。ふふ」
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