真希波・マリ・イラストリアス「あーあと30歳若かったらなぁ!!」碇シンジ「えっ?」
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3:名無しNIPPER[sage saga]
2021/10/05(火) 23:39:17.58 ID:IKZD7REdO
「姫のように他人に認めて欲しかったり、君のように人に従ったりしていると、いつかどこかで必ず壁にぶつかってしまうのさ」
「壁……?」
「挫折って言葉くらい聞いたことあるよね? そんで、大抵の少年少女は成長と共に壁を乗り越える術を身につけていくわけだけど、君たちはまだその方法を知らない。だから、このマリ姐さんの出番ってわけよ」

ドンッ! と、自慢の胸を叩いて大船感を演出するも、シンジくんは怪訝そうに訊ねた。

「具体的にはどうすればいいんですか?」
「そりゃ、ケースバイケースよ」
「……なんかノリで答えてません?」

失敬な。確かに貴重なシンジくんとのコミニケーションでテンションMAXだけどまったく考えなしってわけじゃない。人との会話において相手の受け答えを想定することは重要だがそれに囚われてはならない。共感を意識するあまり相手の言葉を拾いがちになったり、意図を読もうとするがあまりあらゆる発言が伏線や布石に感じてしまうようになったらそもそも会話自体を楽しめなくなってしまう。

「ワンコくん、もしかしてお姉さんのことを舐めてるのかにゃ?」
「別に舐めているつもりはないですけど、ちょっと胡散臭いなとは思ってます」

よーしよし。ならば、わからせてやろうか。


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