私が育てる私の提督(艦これ)
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32:名無しNIPPER
2021/09/23(木) 21:59:26.50 ID:H8ldGDvs0
 俺は提督。
 ここの鎮守府の提督となった。

 この鎮守府はひどかった。
 廃校みたいにボロボロだし濡れた雑巾みたいな匂いとカビがこびりついたような匂いがする。
 はっきり言って最悪です。
 そして匂いや外観だけならまだ良かったのだが施設も最悪だった。
 食堂は焼け焦げ。工廠は潰れて。艦娘達の部屋は半分壊れてて。
 まともに使えそうな施設といえば入居施設だけだ。
 最初はうっそだろお!?っと思ったがまあ、そのうちなれるだろうと考えを180度曲げた。
 住めば都って言うしね。

 そして俺が最初にあった艦娘が『霞』だった。
 彼女は顔を合わせて早々俺の脛を蹴った。
 痛かった。
 あれは、あの痛みは一生なれないだろう。
 俺がドMに目覚めなければ、だが。

 そして夜、俺は鎮守府付近の浜辺を歩いていたら朝潮型駆逐艦、霞の姉に当たる『朝潮』を発見し保護した。
 朝潮は処遇がひどい鎮守府に所属していたそうだ。
 でも、また朝潮が所属していた鎮守府に戻すのは流石に気が引けたのでこちらの鎮守府に所属してもらった。
 そして霞は部屋を出ていく際に俺に意味深な発言を残していった。
 俺にはその意味はわからなかったがいづれわかると思っている。

 〜終〜


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