イレイナ「サヤさん、お出かけしましょう」
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11:名無しNIPPER
2021/09/03(金) 19:49:41.53 ID:v8Sc4foy0

喫茶店は、魔法がかけられた遊園地を意識してか、帽子やほうきなどがアクセサリーとして飾られていました。
他にも、微かに光るランプや、明るいともしびなどで部屋が明るくされており、なんとも優雅な雰囲気になっています。

「ずいぶんと凝ったつくりになっているんですね」

「そうですね」

サヤさんも頷きます。

店員さんに案内され、私とサヤさんは空いているテーブル席に向かい、席に座ると、店員さんがメニューを持ってきました。

「ごゆっくり」

そう言い残すと、コツコツ…と足音を立てながら店員さんは去っていきます。

しばらく私は店内を眺めていましたが、やがてメニューを開き、何を飲もうかと考え始めていました。



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