84: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2021/08/24(火) 22:04:57.87 ID:lF0ws9bq0
りあむ「行方不明になった場所はここから遠いけど、影響を及ぼすのは距離じゃないって、ちとせが言ってた!」
凪「距離ではなく、共振。あるいは共鳴。いや、チューニングというべきか」
千夜「久川姉妹の手法と同じです」
芳乃「偶然にも彼女と波長があったのでしょうー」
あきら「ラジオをあわせるように」
亜里沙「あかりちゃんもご家族も影響はなかったみたいですから」
あかり「お腹が空く夢は見てないんご」
凪「やはり重要なのは距離ではない。理由は、奏さん、どうでしょうか」
奏「理由はわからない。相性かあるいは、非現実に逃避したかったのかしらね。その思いが届いてしまった」
芳乃「届いてしまった者の言葉は重いのでしてー」
奏「……そうね」
あきら「行方不明の女の子、この辺りで目撃情報があった」
千夜「この土地へ執着はあるようでした」
芳乃「それを用いて導きましてー」
千夜「それに辻野さんを使わせていただきました」
あかり「私、ですか」
芳乃「少々見つけやすいようにしましてー」
あきら「理屈はわからないけど、本当に寄ってきた」
芳乃「必要な言葉は得られましてー」
あかり「何か、言ってましたっけ?あれ、いや、言ってたような?」
あきら「ヒントは、これまでにあった。あかりが言ったこと、気にしてること、思ってること……隠してること」
りあむ「何があったかはこんな感じだよ!ありさせんせい、これでいいかな!」
ありさ「はい、良く出来ました♪」
りあむ「ほめられた!りあむちゃんも小学生に戻りたい!ありさせんせいが担任で!」
千夜「また……お前は世迷い事を」
りあむ「ありさせんせい、お願いしていい?何があって、どうしたらいいか」
亜里沙「まかせて。それじゃあ、はじめましょ」
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