62: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2021/08/24(火) 21:41:33.63 ID:lF0ws9bq0
37
辻野家・リビング
芳乃「ただいま戻りましてー」
凪「これからは自由です。羽を伸ばしてください」
千夜「お飲み物を準備しました。おくつろぎを」
芳乃「お気遣い、感謝しますー」
りあむ「あかりんご、おかえり」
あかり「はい、りあむさん」
りあむ「えーっと、こういう時どうしたらいい?りあむちゃんにはわからない」
あきら「そう言われても」
あかり「あ、あの、皆に聞いて欲しいことがあるんです。いいですか……?」
あきら「もちろん、と言いたいけど」
千夜「申し訳ありません、全員は揃いません」
りあむ「若葉お姉さんはもうおねむだから寝てるよ!場所は、和式の客間ね!」
あきら「椿サンは今お風呂タイム」
千夜「依田様はお次を。僭越ながら寝間着の準備をさせていただきました」
芳乃「感謝しますー。わたくしも車には慣れていないのでして」
千夜「はい。ゆっくりとお休みください」
りあむ「天使サマには見張りと威嚇を頼んでるし」
凪「中学生には夜更かしはいけません。ゆーこちゃんを安心させるためにおやすみコールをします」
あかり「それじゃあ、明日にします。何にもない普通の家ですけど、ゆっくりしてください」
りあむ「あかりんご、それ本当なの?」
あかり「えっ?」
りあむ「今すぐ言いたいことがあるんでしょ!りあむちゃんの勘違いかもしれないけど!」
あきら「聞くから。あの時、聞けなかったこと、聞きたい。あかりから、じゃないといけないから」
あかり「りあむさん、あきらちゃん……」
千夜「こちらはお任せください。何かあればご用命を」
りあむ「白雪ちゃん、ありがと!退魔師サマのおもてなしは任せたよ!凪ちゃんのお世話も!」
凪「千夜さんにお世話を受ける。役得が過ぎる。やはりJCは正義」
りあむ「あかりんご、ぼくとあきらちゃんが聞くよ。それでいい?」
あかり「はい。何があったか、話したいんです。私から、ちゃんと」
117Res/165.66 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20