31:名無しNIPPER[saga]
2021/08/07(土) 19:33:23.04 ID:IVNRNWtJ0
──学校──
私「……」ﾎﾞｰｯ
32:名無しNIPPER[saga]
2021/08/07(土) 19:34:19.28 ID:IVNRNWtJ0
──植物園──
私（自然と言われて最初に思い浮かべた植物園へと足を運んだ）
33:名無しNIPPER[saga]
2021/08/07(土) 19:35:21.84 ID:IVNRNWtJ0
ｻﾞｰｯ…
私「原初の……天使？」
34:名無しNIPPER[saga]
2021/08/07(土) 19:36:10.81 ID:IVNRNWtJ0
私（原初の一羽を名乗る青年は、私の天使と違って全体的に灰褐色がかっていた）
私（粉白黛墨な彼女と比べ、見栄えのしないと言えばそうかもしれない）
35:名無しNIPPER[saga]
2021/08/07(土) 19:37:40.69 ID:IVNRNWtJ0
原初「どうして今みたいなゆるい仕組みになったと思う？」
私「さぁ？」
36:名無しNIPPER[saga]
2021/08/07(土) 19:38:26.83 ID:IVNRNWtJ0
──自宅──
私「ただいま」
37:名無しNIPPER[saga]
2021/08/07(土) 19:39:24.10 ID:IVNRNWtJ0
私「不思議な天使だった」
天使「古い方ですから」
38:名無しNIPPER[saga]
2021/08/07(土) 19:40:21.39 ID:IVNRNWtJ0
──
私「電気消すね」
39:名無しNIPPER[saga]
2021/08/07(土) 19:41:21.96 ID:IVNRNWtJ0
天使「お言葉ですが、配慮に欠けていませんか。お姉さんの迷惑を考えて欲しいですね」
原初「そんな態度はないんじゃないか。仮にも僕は君の大先輩なわけだし」
40:名無しNIPPER[saga]
2021/08/07(土) 19:42:35.93 ID:IVNRNWtJ0
──歩道橋──
原初「僕は過去に翼を怪我してしまってね。空を飛べないんだ。だからこういう高い場所に来ては、昔を思い出したりしている」
41:名無しNIPPER[saga]
2021/08/07(土) 19:43:59.62 ID:IVNRNWtJ0
私「昔は違ったみたいな言い方ですね」
原初「だって昔は違ったからね。高校生は一日五時間勉強し、社会人は一日八時間勤労する。君にそれができるかい？」
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