34:名無しNIPPER[saga]
2021/08/07(土) 19:36:10.81 ID:IVNRNWtJ0
私(原初の一羽を名乗る青年は、私の天使と違って全体的に灰褐色がかっていた)
私(粉白黛墨な彼女と比べ、見栄えのしないと言えばそうかもしれない)
原初「それにしても平日の昼だというのに、君は見かけによらず結構不良なんだね」
私「? どういう意味です?」
原初「学校、サボったんでしょ?」
私「いや、学校は普通に行ってきましたよ。だって今はもう午後じゃないですか」
原初「え? あ、そっか。今の学校って午前中だけなんだっけ。久しく高校生と喋ってなかったからすっかり忘れてた。ふふ、ふふふ……」
私「……何がそんなにおかしいんでしょう」
原初「……。僕が初めてやってきた頃、学校は午後まで授業をしていたし、仕事は権利ではなく義務だった」
私「らしいですね。歴史の教科書に書いてありました」
64Res/40.11 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20