長門有希「離さない」
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12:名無しNIPPER[sage saga]
2021/07/11(日) 22:06:23.37 ID:0j9uV3lDO
「そんなことを気にしている場合か?」
「む……何よ、その態度」

全てを見抜かれて、揺れてないロッカーの中身を見透かされても、俺は余裕を崩さない。
それが気に食わなかったらしく、ハルヒはこちらに詰め寄って、ネクタイを引っ張った。

「あんた、有希に何を……!」
「長門のことばかり気にしてていいのか?」

そこまで言うと、ようやく気づいたらしく、ハルヒは慌てて団長の机に駆け寄って、そして先程まで俺が座っていた部分を嗅いだ。

「フハッ!」

思わず、愉悦を漏らすハルヒ。そうだろう。
そのために手は打った。その代償として、俺は長門に嫌われるかもしれない。それでも。

「俺はその机で脱糞するしかなかったんだ」
「フハハハハハハハハハハハハッ!!!!」

嗤えよ。好きなだけ嗤えばいいさ。
どれだけ嗤われても、蔑まれても。
俺は長門のためなら糞を漏らそう。


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