【シャニマス】P「よし、楽しく……」-L'Antica編-【分岐有】
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49: ◆bXCm/le03U[saga]
2021/07/28(水) 02:52:34.06 ID:1A0P4jYT0
〜校長室〜

P「失礼します」

P(お決まりの文句を口にして校長室に入った)

P「……」

「お前を待っていたぞ」

はづき「校長室で2人きりだと流石に可哀想なので、私もいますよ〜」

P「そ、そうですか……」

P(はづき先生が同席してくれるのは、まあ、ありがたいことだな……)

P「……」

P(校長の方を見る)

校長「……」

P(この学園を束ねる校長……あいかわらずダンディな雰囲気だ)

校長「よく来たな。早速だが、本題に入るとしよう」

P「はい」

校長「旧校舎エリアにある銅像を破壊したとの報告が来ているが、それは本当か?」

P「本当、です……」

校長「……」

P(校長のオーラ――もとい圧で押しつぶされそうだ)

校長「他に関与している者はいるか?」

P「それは……」

P(摩美々のことを言えば多少は俺の罪も軽くなるかもしれない)

P(そのことを自分のためにも言うべきなんだろうけど、何故かその気になれない)

P(摩美々を守ろうという本能のようなものを自分の中に感じる――これはなんだ?)

P(すべてを俺が背負う必要なんてないんだ。そもそも、俺はあの場にいただけで、咎められるようなことは何もしていない)

P(弁明すべき……なのに、どうしてか身体が言うことを聞かないみたいだ)

P(なんだ、これは)

校長「……まあいい。この件で犯人探しなど、どうでもいいことだ」

P「?」

P(犯人はどうでもいい……だって?)

校長「だが、だからと言って無罪放免……というわけにもいかなくてな。あの像自体は重要なものなのでね」

校長「それに、この件はある種の口実でもある」

P「口実……ですか?」

校長「そうだ。言っただろう、お前を待っていたぞ、と」

校長「私はもとよりとある目的のためにお前を呼び出したかったのだ」

校長「銅像の件はそのきっかけとなった。おかげで事がうまく運ぶというものだ」

P(校長の言っていることが、いまいちわからないでいる)

校長「W.I.N.G.については知っているかね」

P「……W.I.N.G.、ですか」

校長「そうだ」

はづき「この学園で最も大きな祭典……」

P「は、はい! 一応、は」

P(俺がW.I.N.G.について知っているすべてのことを話した)

校長「よろしい。知識に不足はないようだな。確認できて良かった」


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