【シャニマス】P「よし、楽しく……」-L'Antica編-【分岐有】
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50: ◆bXCm/le03U[saga]
2021/07/28(水) 03:21:07.10 ID:1A0P4jYT0
校長「そこで、だ。まあ、名目としては銅像を破壊したことに対する贖罪ということになるが……」

校長「……まあいい、既に言ったように、それは単なる口実だ。それはさておき」

校長「お前には、そのW.I.N.G.で結果を残してもらう」

はづき「出場する女子生徒たちは、各々自分のサポートをしてくれる味方と一緒に、スケジュールや作戦を立ててるみたいですね〜」

校長「有り体に言えば、そう――」

校長「――プロデュースだ」

校長「今はづきが言ったように、W.I.N.G.を目指す女子生徒には味方が必要になる。特に、パートナーとして支える存在が重要になるだろう」

校長「お前の目標はこの学園から1人の女子生徒を選んで、W.I.N.G.優勝に導くことだ」

P「ま、待ってください……! 話が唐突で追いつけていません!」

校長「何か難しいことがあるかね? 銅像の件はこれで目をつむろうと言っているんだが」

P「それがプロデュース……。はい、そのことは理解できているのですが……」

P(もちろん、理屈――原理はわかる。でも、なんでプロデュースなのかがわからない)

校長「まあ、結果次第では内申や進路についても考慮してやろう」

校長「とにかく、輝ける“アイドル”たる存在を見出し、W.I.N.G.を目指すんだ」

P「……」

はづき「精一杯頑張っていきましょ〜! 大丈夫です、私もたくさんサポートさせていただきますよ〜」

P「……わかりました」

校長「素晴らしい結果を期待させてもらう」

校長「お前とお前の選ぶ“アイドル”がこの学園に名を刻むことになるかもしれない。そんな結果を、な」

校長「まあ、まずは思うようにやってみるといい」



十分後。

〜下駄箱付近〜

P スタスタ

P(プロデュース……か。俺にそんなことができるんだろうか)

P(それに、そんなことをするからには、校長が言っていたように、俺が女子生徒を1人選ばないといけない)

P「俺が……担当を――」

P「――選ぶ」


〜下駄箱エリア〜

P ガチャガチャ

P(一体どうすれば……)

結華「あ、Pたんやっと来た〜!」タタタ

P「結華……」

結華「もう、待ちくたびれたんだぞ〜? ほら、早く帰ろうよ」

P「ああ、待っててくれてありがとうな。すぐに準備するから」

P(結華……か。俺にとっては、今のところ、この学園の中でもっとも距離の近い存在……ということになるけど)

P(正直、結華はW.I.N.G.を目指せると思う。美人だし、ノリも良いし、歌だって上手い。まあ、本人がその気になってくれるかは別問題だけど)

P(結華以外で俺とかかわりがあるのは……――)

P(――恋鐘、咲耶、霧子、そして摩美々)

P(これまでに彼女らと過ごしてきた時間を振り返ってみても……うん、アイドルとしては申し分ない人たちばかりだな……)

P(結華も入れれば5人。この中から、プロデュースする相手を選ぶ……か)

P(俺は……)


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