【シャニマス】P「よし、楽しく……」-L'Antica編-【分岐有】
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48: ◆bXCm/le03U[saga]
2021/07/28(水) 02:26:17.41 ID:1A0P4jYT0
結華「うん、いい。待ってるから」

P「そうか……悪いな」

結華「いえいえ、落ち込んでるPたんを励ますくらいのことはできると思うので!」

P「結華……」

結華「なんて……どう? ときめいた?」

P「ああ、そうだな。ありがとう」

結華「ってちょっとちょっと! そこはボケるなりツッコむなり否定するなりしてくれないと!」

結華「ましてや感謝されちゃうなんてさ!」

P「? そうなのか?」

結華「そうですとも」

P「結華が待っててくれて、一緒に帰れる。それなら、これから呼び出されるとしても億劫さは軽減される気がするけどな」

結華「……ずるいなぁ、もう」ボソッ



放課後。

〜廊下〜

はづき カツッカツッ

P スタスタ

はづき カツッカツッ

P スタスタ

P(校長室なんて入学して初めてだ……そもそも、近くに向かったことすらない)

P スタスタ

P(廊下の窓から外を見る。咲耶が複数人のファンらしき女子生徒たちを相手に談笑していた)

P(こちらには、気づいていない。気づかれたいとは思わないな……)

P スタスタ

P(さらに、歩を進める)

P(廊下の窓から見える景色の中に恋鐘の姿を見た。目立たない体育館の裏の日陰にいる)

P(ダンス……だろうか。踊りの練習をしているように見えた)

P スタスタ


〜校長室前〜

はづき「着きましたよ〜」

P「……はい」

P(ついに、この時が来てしまった)

P(何を言われるんだろうか……)

はづき コンコンコン

「……入りたまえ」

はづき「失礼します」

はづき ガチャ

はづき「では、どうぞ〜……」

P(校長室へと進んでいく)

P(足取りは……重い)

P(怒られるかもしれないから……というのとは少し違う)

P(うまく表現できないような――それよりももっと大きな、そういうものが待っているような感じがしていた)


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