【シャニマス】P「よし、楽しく……」-L'Antica編-【分岐有】
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47: ◆bXCm/le03U[saga]
2021/07/28(水) 02:03:49.64 ID:1A0P4jYT0
はづき「これは……壊れちゃってますね〜……」

P「……」

P(壊したのは摩美々だ。でも、一緒にいた俺も共犯にならざるを得ない、か……)

P(俺だけがやっていない証拠があれば別だけど、この旧校舎エリアじゃ監視カメラもろくに設置されていないだろうし)

はづき「1人でこんなところで何やってるんですか〜もう……」

P「……え」

P(今、「1人で」と言ったか?)

P「いや、別に1人で来たわけじゃ……」クルッ

P「……」

P(振り返ると、そこにいるべき人影がなかった)

P「……逃げられた」ハァ

P(深いため息をついた)

P(銅像の一部によって叩かれた頭をさすりながら、ただただ自分の不運っぷりに呆れるばかりだ)

P「あの、この像って……」

はづき「うーんと……これは、校長面談ですね〜」

P「こ、校長面談!?」

P(そんなに重要な銅像だったのか……)

P(まあ、学校のものを破壊したってだけでも問題だし、それが銅像という値段の計り知れないものであれば尚更、か)

摩美々『私、田中摩美々っていいますー。悪い子なんでー、たくさん迷惑かけてあげますねー』

P(ま、摩美々……! そんなこと有言実行しなくていいんだぞ……!)

はづき「この落ちてるのがそうですか」ヒョイ

P(はづき先生は、銅像から落下した一部分を拾い上げた。持ち帰るようだ)

P「先生、俺はこれからどうすれば……」

はづき「後で改めて呼び出しますから」

P「……はい」

P(今日から問題児、か……)



帰りのホームルーム。

〜教室〜

結華「PたんPたん」

P「なんだ……?」

結華「わお、一目見てわかるほどの落ち込み様。なんかあった?」

P「ああ……ありまくりだ」

結華「まさかPたんが先生に呼び出されるなんてねー。三峰、Pたんはそういうのとは無縁だと思ってたんだけどなー」

P「まったくだ。俺もそう思っていたよ」

結華「ちなみに、なんだけど……結構まずい感じなの?」

P「いや、それもわからないんだ。でも、たぶんまずいんだと思う」

結華「退学……なんてことには――」

P「――ならない、と言いたいんだけどなぁ」

P(あの銅像が学園にとってどれだけ大切なものなのかわからないし)

P(それに、退学か……考えたこともないな)

結華「私、今日はPのこと待ってるよ。一緒に帰ろう?」

P「いいのか? いつ帰れるのかもわからないんだぞ」


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